土地の売却は多額のお金が動くため、他の物品に比べて売買の手続きに手間と時間がかかります。
土地売却をスムーズに進めるためには、土地売却の種類や基本的な流れを知っておくことが大切です。
本記事では、土地売却の基本的な流れやスムーズに売却するコツを解説します。
土地の売却を検討している方は、参考にしてください。
土地売却の種類

一口に土地売却といってもさまざまな種類があります。
ここでは、中古住宅が建っている土地を売却する場合の種類を以下の表にまとめました。
| 売却の種類 | 特徴 | 想定される買主 |
| 中古住宅 | 中古住宅の価格に土地代を足した価格で売却住宅の状況によって値段が変わる | 中古住宅を求めている人 |
| 古家付き土地 | 土地価格から古家を取り壊す費用を抜いた価格で売却 | 相場より安く土地を求めている人 |
| 更地 | 土地の価格で売買する | 土地がほしい方 |
土地に建物が建っているかどうかや建物の状態などでも、料金は変わってきます。
一戸建ての中古住宅を売却したい場合は、土地と建物の価値を正確に把握して置くことが大切です。
また、それぞれの売却方法のメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
| 売却の種類 | メリット | デメリット |
| 中古住宅 | ・価格が高くなりやすい | ・建物の状態によっては買手が見つかりにくい・契約不適合責任が生じるため住宅の入念なチェックが必要 |
| 古家付き土地 | ・家を取り壊さずともよい・家の状態をチェックしなくてもよい | ・買手がつきにくい場合がある・売値が下がりやすい |
| 更地 | ・買手がつきやすい場合がある | ・家が建っていたときより税金が高くなるので、取り壊すタイミングに注意 |
メリットとデメリットの両方をチェックしたうえで、売り方を検討しましょう。
土地売却の全体的な流れ

ここでは、土地売却の基本的な流れを解説します。
土地の売却を検討している場合、まずは土地売買の基本的な流れを把握しておきましょう。
土地の相場を調べる
土地の価格相場を調べれば、売却価格を決める際の目安になります。
また、不動産会社との相談もしやすくなるため、まずは自分で売却したい土地の周辺価格相場をチェックしておきましょう。
不動産会社に査定を依頼する
査定を不動産会社に相談します。
土地を売却する際は、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的です。
仲介手数料がかかりますが買手を探してくれるうえ、必要な手続きを教えてくれたり書類を用意してくれたりします。
なお、より正確な相場を知るためには、複数の不動産会社に査定を依頼するのがおすすめです。複数の不動産会社に査定を依頼すれば、中古一軒家や古家付き土地の売買を得意とする会社を見つけやすくなります。
査定額が出たら自分で調べた相場の価格と比較したうえで、売却の相談をしてみてください。
また、不動産の価格は常に変化しています。常に最新の情報をチェックしておくことが大切
仲介契約を結ぶ
査定をしてもらった結果、仲介を結びたい不動産会社が決まったら仲介契約を結びます。
仲介契約には、専属専任媒介契約・専任媒介契約・一般媒介契約の3種類があります。
専属専任媒介契約と専任媒介契約の場合、仲介を依頼できる不動産会社は契約を結んだ1社だけです。
しかし、専任媒介契約の場合は自分で買手を見つけることは可能です。
一般媒介契約の場合は、複数の不動産会社と仲介契約を結べます。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
| 契約方法 | メリット | デメリット |
| 専属専任媒介契約 | 積極的に不動産会社が販売活動を行ってくれる | ・契約した不動産業者以外に仲介を依頼できない・自分で買手を見つけることもできない |
| 専任媒介契約 | 自分でなら買手を見つけられる | 不動産会社は契約したところ以外に仲介を依頼できない |
| 一般媒介契約 | 複数の不動産会社に仲介を依頼できる | 販売活動を今ひとつ頑張ってくれない場合がある |
買主探しと内覧対応
不動産会社に買主を探してもらっている間、売主は内覧に備えて対応を行います。
中古住宅の場合は、家の掃除をしたり不要なものを撤去したりしましょう。
土地だけを売却する場合は、家と違い「条件(用途地域・建ぺい率など)」で比較されやすい傾向があります。
資料を揃え、購入希望者が判断しやすいようにしておくと、契約までスムーズに進みやすくなります。
売買契約の締結
売買の意思が双方固まったら、売買契約を結びます。
まずは手付金を買手が払い、問題なければ本契約に進みます。
中古住宅の場合は契約不適合責任を改めて確認しておきましょう。
また、契約書は自分で司法書士などの専門家に作成してもらっても、不動産会社に依頼しても大丈夫です。
ただし、内容は買主とともにしっかりと確認してください。
決済・引き渡し
契約が締結されたら、登記変更、残代金の受け取り、固定資産税の清算などを行います。
このとき、司法書士・金融機関の立会いがあればスムーズに進みます。
無事に決済が完了すれば、登記簿などの書類や住宅の鍵を渡して売買は完了です。
土地売却を成功させるための3つのコツ
ここでは、土地売却を成功させるための3つのコツとして以下3点を紹介します。
- 複数の不動産会社からの査定を比較する
- 土地の売却方法や売却時期を不動産会社と相談する
- 必要ならば専門家のサポートを得る
複数の不動産会社からの査定を比較する
不動産会社にはさまざまな種類があり、得意分野も異なります。
例えば、査定を依頼できる不動産会社があっても一軒家の中古住宅売却の実績が少ない会社だと、満足いく売買ができないケースもあるでしょう。
そのため、複数の不動産会社に査定を依頼し、比較してみると各会社の特徴がわかります。
なお、「イエウール」を利用するとオンラインを利用して全国の不動産会社に査定を依頼できます。
土地の売却方法や売却時期を不動産会社と相談する
不動産の価値は、売却のタイミングによって変わってきます。
例えば、新駅ができる、大学が誘致されるといった土地は価格が高くなる可能性もあります。
また、2027年まで空き家を売却した利益のうち3000万円が特別控除されるので、親から受け継いだが住む予定のない家を売却したい場合は、2027年まで売却がおすすめです。
不動産会社とも相談して最も高く売れるタイミングを測りましょう。
必要ならば専門家のサポートを得る
不動産を売却する場合は、不動産会社以外に税理士・司法書士などのサポートも適切に利用するのがおすすめです。
特に、不動産を売却して一定の利益を得た場合は、利益に対して税金がかかります。
会社員でも確定申告が必要になるので、税理士との相談がおすすめです。
各種書類の作成、名義の変更は司法書士に依頼するとスムーズです。
土地売却に関するよくある質問

ここでは、土地売却に関するよくある質問を3つ紹介します
親名義の土地を子どもが売ることはできますか?
不動産は、名義人しか売買できません。
親名義の土地は親でしか売却できないので注意しましょう。
親名義の土地を売却したい場合は、名義を子に変えたり、「委任状」を用意してもらって代理人として売却を任される形を取る必要があります。
登記簿が見つからない場合はどうすればいい?
登記簿は再発行ができませんが、登記事項証明書は法務局で取得可能です。
慌てず法務局に確認してください。
兄弟で土地を分割相続した場合自分の分だけ売却できる?
分割相続した土地を自分の分だけ売却することは可能です。
ただし、売却した場所によっては残った土地の用途が限られるため、事前に相談して同意を得ることが大切です。
イエウールを不動産会社選びに役立てよう
イエウールはオンラインを利用して複数の不動産会社に中古住宅の一括査定を依頼できるシステムです。
イエウールを利用すれば書類を揃える必要がなく、家にいながら全国の不動産会社に査定を依頼できるので、最も高い値段をつけた不動産会社に仲介を依頼することも可能です。
なお、イエウールを利用するメリットは以下のとおりです。
- 一括査定で比較が簡単
- 信頼できる不動産会社が揃っている
- 高値売却の可能性が高まる
- 無料で利用可能
複数の不動産会社に直接査定を依頼するのは手間がかかりますが、オンラインならば家にいながら査定が依頼できます。ぜひ、活用してみましょう。
まとめ
土地売却は、場合によっては年単位の時間がかかります。
「今すぐに売却したい」と焦ると、足元を見られて安価で売却せざるを得ないケースもあるでしょう。
売却する場合は、時間に余裕を持って複数の不動産会社に査定を依頼したうえで、仲介を依頼しましょう。
イエウールを利用すれば、オンラインを利用して無料で一括査定を依頼できます。
ぜひ、活用してみてください。


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